営業部

岐阜県内のさまざまな業種の企業を訪問し、資金ニーズにお応えする融資提案を行うのが私の仕事。運転資金、設備投資、販路拡大など、1社ごとに異なる経営課題を理解し、いかにご要望に即した解決策を提案できるかがポイントになります。一方、貸出金の原資は会員様・利用者様からお預かりした大切な貯金であるため、融資にあたってはお客様の財務状況や将来性、地域との関わりなど、幅広い視点で可否を検討しなければなりません。情報収集や資料作成に奔走した結果、厳しい審査もクリアして無事に融資を提供でき、お客様に喜んでいただけた時は大きな達成感を味わえます。
当会が持つネットワークを活用して、さらなる成長を目指す企業同士のビジネスマッチングを推進するのも営業部の重要なミッション。最近も、6次産業化に取り組む農業法人様と食品加工メーカーの「縁結び」をお手伝いしました。JA岐阜信連だからこそ提供できる価値を考え、実行する私たちの活動の積み重ねが、結果としてお客様の発展や地域活性化につながっていく。そのことを常に意識し、営業活動に取り組んでいます。

大学進学を機に上京し、就職活動シーズンには業種を問わず、多くの説明会に参加しました。父が地元の信用金庫で働いていることもあり、金融業界にも興味を持ったところ、出会ったのがJA岐阜信連です。そして、JAという組織力を生かした幅広い事業を通して地域経済を支えていること、少数精鋭かつジョブローテーションも盛んで多様な業務を経験できることに魅力を感じ、入会を決めました。
職場としての金融機関は堅い、厳しいなどのイメージを持つ人も多いかもしれません。かく言う私も、入会前はそう思っていましたが、実際のJA岐阜信連はとても風通しのいい雰囲気。「お客様のお役に立とう。もっと良い組織にしよう」という思いをベースにした挑戦を、先輩や上司が温かくサポートしてくれるので、若手がどんどん成長できる土壌があります。大きなお金を扱うため、責任とプレッシャーは感じますが、その分、やりがいがあって、毎日お客様や職場の仲間の笑顔に出会える。入会して10年経った今、振り返ると、学生時代に思い描いていた仕事、働き方が実現できていることに幸せを感じます。